のんびりルパン鑑賞会

のんびりルパン3世をパート1から見ていく!

1st series 01 ルパンは燃えているか・・・・?!

ルパン三世アニメシリーズを鑑賞して、レビューを書いていこうと思ってます。

テレビスペシャルを除いても1st seriesで23話、Part2で155話、Part3で50話、Part4で26話、Part5は24話と途方もない話数がありますが、のんびり見ていこうと思います。

21歳の僕の周りにはルパン好きがあまりいなくてさみしいので、これ見て気になったらぜひ見てはまってほしいです。

 

 

ルパンは燃えているか・・・・?!

さっそくやっていきます。記念すべき第1話、1971年10月24日放送

 

~概要~

レッド・スコーピオンによって5年の歳月と50億円の費用をかけて建設された飛騨スピードウェイ。そのこけら落としにルパンは招かれていたが、それはルパン帝国を叩き潰そうとするスコーピオンの罠だった…。

 

~ストーリーとレビュ~

レースに参加するルパンの車に細工をしようとする工作員。ルパンの初セリフは

「ねえ、そんな缶持ってどうするつもり?」

だった。

レースがスタートし、ルパンは先頭に躍り出る。幾多の罠は難なく交わし、追い上げてきた銭形の回想シーンがはじまる。第1話ということもありルパンとの宿命が語られるが、哀愁漂うBGMのせいでほかのシリーズも見てきた自分には最終回と錯覚してしまいそうになる。

追いつ追われつの展開はないため若干単調に感じるが、今回のハイライトは次元との入れ替わりシーンである。時計の秒針音が緊張感を持たせる。

スコーピオンの根城に水道局員として潜入したルパンは次々と水道管を破裂させてゆき、洪水とともに
不二子のもとに駆け付ける。

助け出されたあとの二人の会話が非常にあっさりしていて、赤ジャケットのルパンを見慣れた人には新鮮だろう。

「もう少し早く来てほしかったわ。」
「もう少し遅らせたほうがよかったかもしれないけど。」

役目を終えた次元と落ち合った不二子の手にはトンカチが握られており、クローズアップされる。
あえて殴っているシーンを見せないのが粋である。

再び次元と入れ替わりレースに戻ったルパンは追い込みをかけて1位でゴールする。

手にしたトロフィーに爆弾が仕掛けられていたことはあっさり見抜き、会場の爆弾を大量に爆発させ、逮捕をもくろむ銭形をあっさり巻いて逃げてゆくのだった。

 

 

おなじみの山田ルパンとは異なり、あっさりしゃべり、不二子にも媚びない。やはり1stシリーズだと感じた。途中からコメディ風によっていってしまうのだが…。

次元も相当運転には長けているようなのでわざわざ入れ替わったり、不二子が銭形と司法取引まがいのことをしていたりするのが気になったが、ここから始まったアニメルパンのエッセンスが詰め込まれている名作だと思う。

 

おすすめ度

★★★★☆

 

使用BGM(一部抜けあり)
Lupin III '71 Opening Theme
Lupin The Third Theme 1 BGM-1
Lupin The Third Theme 1 BGM-2
Lupin The Third Theme 1 BGM-4
Lupin The Third Theme 1 BGM-6
LUPIN WALKIN' T.V.ORIGINAL
Afro Lupin '68
Slow Samba